松本市で全人的かつ全人生的な医療を提供する病院

松本市立病院Matsumoto City Hospital

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病院事業管理者挨拶

むずかしいことをやさしく

病院事業管理者 北野喜良

当院の「新型コロナウイルス感染症」診療に対して多くの皆さまから応援や励ましをいただき、まことにありがとうございます。職員を代表して御礼を申し上げます。

さて、当院の課題は3つあります。一番目は新型コロナウイルス感染症対応(①)、二番目は経営改革(②)、三番目は新病院移転建設(③)です。一言で申しますと、「COVID-19と闘いながら、経営改革を行いつつ、新病院を建設する」という難題に立ち向かっていきます。

①新型コロナウイルス感染症対応については詳細を略しますが、引き続き感染症指定医療機関としての役割を果たしていきたいと思います。本年1月の職員の集団感染については、中村院長が中心となり「新型コロナウイルス感染症病棟に勤務する職員の集団感染に関する報告書」にまとめ、ホームページに載せましたのでご覧いただければと思います。このウイルスは人間やシステムの弱いところに付け入るなかなか手ごわい相手であり、わたくしたちの生活のみならず、医療の在り方も変容を遂げていかねばならないと思っています。

②松本市立病院の経常収支は平成26年度より5年間赤字となり、経営改善が必要な状況となっていました。しかし、平成30年10月に当院に赴任した小口壽夫特命参与による経営改革がなされ、令和元年度は黒字を達成することができました。小口先生は、令和2年3月の退任時の挨拶で「最後に、今病院にとって必要なことは、一丸となって経営改革に取り組み、そして出来るだけ早い病院建築着工を成し遂げよう」、「私がいつも心がけていることは『心のこもった医療』、この病院も『心』を大事にする病院になってもらいたい」とおっしゃっていました。今後もこの教えを生かしていきたいと思います。

③松本市立病院建設事業については、令和2年6月から再開しています。病院建設プロジェクトチームが中心となり、病院理念、基本方針、患者さんの権利、病院運営ビジョン、公立病院としての役割、病院の目指す姿、病院を取り巻く状況、診療機能、病院規模、建設場所などを議論して新病院構想にまとめました。私達は「コンパクトな地域密着型多機能病院」を目指しています。なぜ多機能かと申しますと、社会が多様化・複雑化しており、こうした社会の多様性に応えるために病院を「多機能」にする必要があると考えるからです。病院規模を増大しなくても、医師と医療スタッフの診療のすそ野を広げ、デジタル技術を活用して病院システムをより機能的にして多機能とすることは可能と考えています。新病院構想についてはなかなかイメージが浮かばないと思われますので、「新病院構想のイメージ図」を作成しましたのでご覧ください。また、令和2年12月に「松本市立病院建設基本構想」をまとめ、ホームページにも載せてありますのでご覧いただければ幸いです。

ところで、冒頭で難題に立ち向かっていくと申しました。ここで「ひょっこりひょうたん島」の原作者である「井上ひさし」さんの言葉を借り、一部変更して私の今の気持ちを表現してみたいと思います。なお、この言葉は令和3年3月1日の朝礼で職員に伝え、病院の掲示板にも載せてあります。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをたのしく

松本市立病院は、制約のある中、地域と時代に合った素晴らしい病院を創っていきますので、皆さまのますますのご理解とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

令和3年4月更新

関連ファイル

新病院構想のイメージ図

松本市⽴病院建設基本構想

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